犬・猫の足の痛みや歩き方の異常なら、さいたま市大宮区のパスカル動物病院へ
「片足を上げて歩いている」「足を引きずっている」「散歩に行きたがらない」「高いところに上れなくなった」といった変化はありませんか。
犬や猫は言葉で痛みを伝えられないため、足や関節の異常があっても、はっきりと鳴いたり痛がったりするとは限りません。歩き方の変化だけでなく、動くことを嫌がる、寝ている時間が増える、触られるのを嫌がるといった行動が、整形外科疾患のサインであることもあります。
パスカル動物病院では、触診や歩行検査、デジタルレントゲン検査などを組み合わせ、骨・関節・靱帯・筋肉に生じるさまざまな病気やけがを診療しています。
また、整形外科のセカンドオピニオンにも対応しており、毎月5~10件ほどのご相談をいただいています。「他院で手術を勧められた」「治療を続けているけれど歩き方が改善しない」「ほかの治療方法についても相談したい」といった場合も、これまでの検査結果や治療経過を確認しながら、現在の状態を丁寧に評価します。
骨折や脱臼、膝蓋骨脱臼など、外科治療が必要な症例にも対応できるよう、外科用電動ドリルやバイタルモニターなどの手術設備を備えています。診断から治療、手術後の経過観察まで、一頭一頭の状態に合わせてサポートします。
こんな症状はありませんか?
以下のような症状が見られる場合は、骨や関節、靱帯、筋肉などに異常が起きている可能性があります。
- 片足を上げて歩いている
- 足を引きずっている
- 歩き方がいつもと違う
- 散歩に行きたがらない
- 散歩の途中で立ち止まる
- 以前より歩く速度が遅くなった
- 立ち上がるまでに時間がかかる
- 階段の上り下りを嫌がる
- 段差やソファに上れなくなった
- ジャンプをしなくなった
- 足や腰を触ると嫌がる
- 抱き上げると鳴く
- 足が震えている
- 足先を地面に着けられない
- 関節が腫れている
- 足の向きや形がいつもと違う
- 突然歩けなくなった
- 後ろ足がふらつく
- 爪のすり減り方が左右で違う
- 運動後に歩き方が悪くなる
歩き方の異常は、整形外科疾患だけでなく、神経や内臓の病気、足先のけがなどでも起こります。症状が続く場合や、強い痛みがある場合は、早めにご相談ください。
※交通事故や高所からの落下後、足をまったく着けられない、突然立てなくなった、強く痛がっているといった場合は、緊急性が高い可能性があります。できるだけ動かさず、早めに動物病院へご連絡ください。
当院で対応している症状一覧
当院では、以下のような整形外科症状の診療を行っています。
- 跛行
- 足を引きずる
- 足を地面に着けない
- 歩行異常
- 関節の痛み
- 関節の腫れ
- 足の震え
- 足腰のふらつき
- 運動を嫌がる
- 散歩ですぐに疲れる
- 立ち上がりにくい
- 階段や段差を嫌がる
- ジャンプをしなくなった
- 足や腰を触ると嫌がる
- 突然歩けなくなった
- 外傷後の痛みや腫れ
- 骨や関節の変形
- 成長期に見られる歩行異常
当院で対応している整形外科疾患
当院では、犬・猫のさまざまな整形外科疾患に対応しています。
犬
- 膝蓋骨脱臼(パテラ)
- 前十字靱帯断裂
- 骨折
- 関節脱臼
- 変形性関節症
- 股関節形成不全
- 大腿骨頭壊死症
- 肘関節形成不全
- 離断性骨軟骨症
- 橈尺骨成長板障害
- 骨・関節の感染症
- 筋肉や腱の損傷
- 外傷による捻挫・打撲
- 骨腫瘍
猫
- 骨折
- 関節脱臼
- 膝蓋骨脱臼
- 前十字靱帯断裂
- 変形性関節症
- 股関節形成不全
- 筋肉や腱の損傷
- 外傷による捻挫・打撲
- 骨・関節の感染症
- 骨腫瘍
※病気の種類や重症度、必要となる手術方法によっては、専門医療機関や高度医療施設をご紹介する場合があります。
主な整形外科疾患について
膝蓋骨脱臼(パテラ)
膝蓋骨脱臼は、膝のお皿にあたる「膝蓋骨」が、本来収まっている溝から外れてしまう病気です。特にトイ・プードルやチワワ、ポメラニアンなどの小型犬で多く見られます。
膝蓋骨が外れると、突然後ろ足を上げて歩いたり、数歩だけ足を着かずに歩いた後、何事もなかったように歩き始めたりすることがあります。
症状が軽い場合は、体重管理や運動制限、痛み止めなどで経過を観察することもあります。一方で、脱臼を繰り返す場合や痛みがある場合、骨の変形が進んでいる場合には、手術を検討します。
年齢や症状、脱臼の程度、骨格の状態を確認し、治療方法をご提案します。
前十字靱帯断裂
前十字靱帯は、膝関節を安定させる重要な靱帯です。この靱帯が部分的または完全に切れると、急に後ろ足を着けなくなったり、足を引きずったりします。
犬では、強い衝撃だけでなく、靱帯の変性が少しずつ進むことで断裂する場合もあります。肥満や膝蓋骨脱臼、加齢などが関係することもあります。
断裂した状態が続くと、半月板の損傷や変形性関節症が進行する可能性があります。体重や年齢、活動量、膝の状態などを踏まえ、保存療法または外科手術を検討します。
骨折
骨折は、交通事故や高所からの落下、転倒、ドアに挟まれるなどの外傷によって起こります。小型犬では、抱っこからの落下やソファからの飛び降りでも骨折することがあります。
骨折すると、足を地面に着けない、強く痛がる、腫れる、足の向きが不自然になるなどの症状が見られます。
骨折の部位や形、ずれの程度、年齢などによって、ギプスや副木による固定、手術による整復・固定など、適切な治療方法は異なります。
当院では、デジタルレントゲン検査で骨折の状態を確認し、必要に応じて外科用電動ドリルなどの整形外科用機器を使用した手術を行います。
関節脱臼
関節脱臼は、関節を構成する骨が本来の位置から外れてしまった状態です。股関節や肘関節、肩関節、膝関節などで起こります。
交通事故や落下などの外傷によって生じることが多く、足を着けない、関節が腫れる、強く痛がるなどの症状が見られます。
脱臼してから時間が経過すると、元の位置に戻しにくくなる場合があります。症状が見られた場合は、できるだけ早めに受診してください。
脱臼の状態に応じて、麻酔下で関節を元の位置に戻す整復や、再脱臼を防ぐための外科手術を検討します。
変形性関節症
変形性関節症は、関節の軟骨が傷み、慢性的な痛みや関節の動かしにくさが生じる病気です。
高齢の犬や猫に多く見られますが、膝蓋骨脱臼や前十字靱帯断裂、股関節形成不全など、ほかの整形外科疾患に伴って進行することもあります。
初期には目立った症状が出にくく、「寝ている時間が増えた」「階段を嫌がる」「以前より動きがゆっくりになった」といった変化だけの場合もあります。
治療では、痛み止めや関節の状態に配慮したお薬、体重管理、運動量の調整、生活環境の改善などを組み合わせ、痛みを和らげながら生活の質を維持することを目指します。
股関節形成不全
股関節形成不全は、股関節の発育に異常が起こり、関節が不安定になる病気です。大型犬で多く見られますが、小型犬や猫に発症することもあります。
腰を左右に振って歩く、後ろ足をそろえて走る、運動を嫌がる、立ち上がるときに時間がかかるなどの症状が見られます。
成長や体重増加に伴って症状が現れることもあるため、歩き方に気になる点がある場合は、若いうちから検査を受けることが大切です。
パスカル動物病院の整形外科診療
当院では、痛みがある場所だけを確認するのではなく、歩き方や姿勢、関節の動き、神経の状態などを総合的に評価することを大切にしています。
足を引きずっている場合でも、原因が足先にあるとは限りません。膝や股関節、腰、背骨などの異常によって、歩き方が変化していることもあります。
診察では、症状が始まった時期やきっかけ、普段の運動量、生活環境などを詳しくお伺いし、歩行検査や触診、関節の可動域の確認を行います。必要に応じて、デジタルレントゲン検査などを組み合わせ、原因を詳しく調べます。
また、当院では毎月5~10件ほど、整形外科のセカンドオピニオンをお受けしています。
- 他院で手術を勧められた
- 内科治療を続けているが改善しない
- 手術以外の選択肢も相談したい
- 診断や治療方針について、別の意見も聞きたい
- 術後の経過やリハビリについて相談したい
といったご相談にも対応しています。
これまでの診断や治療を否定するのではなく、検査結果や画像、治療経過を確認したうえで、現在の状態を改めて評価します。内科治療や安静管理で改善が見込める症例から、骨折や脱臼、膝蓋骨脱臼など外科治療が必要な症例まで、一頭一頭の状態やご家族のご希望に合わせた治療をご提案します。
デジタルレントゲンを用いた画像診断
整形外科疾患の診断では、骨や関節の状態を正確に確認することが重要です。
当院では、デジタルX線画像診断システムを導入しています。撮影した画像を拡大したり、濃淡を調整したりすることで、骨折や脱臼、関節の変形、骨の異常などを詳しく確認します。
正しい角度で撮影するため、強い痛みがある場合や動いてしまう場合には、鎮静や麻酔が必要になることがあります。その際は、必要性やリスクについて事前にご説明します。
整形外科手術に対応する設備
当院では、骨折や関節疾患などの手術に対応するため、外科用電動ドリルやバイタルモニターなどを備えています。
外科用電動ドリルは、骨に穴を開けたり、整形外科用のインプラントを設置したりする際に使用する機器です。
手術中はバイタルモニターを使用し、心拍数や呼吸、血圧、酸素飽和度などを確認しながら麻酔管理を行います。動物の状態を細かく確認し、安全性に配慮しながら手術を進めます。
手術後は、痛みの管理や入院中の状態確認、退院後の生活管理まで継続してサポートします。
主な検査内容
症状や状態に応じて、以下のような検査を組み合わせて診断を行います。
- 歩行検査
- 姿勢の確認
- 触診
- 関節の可動域検査
- 整形外科学的検査
- 神経学的検査
- デジタルレントゲン検査
- 血液検査
- 関節液検査
- 細胞診検査
- 必要に応じた追加の画像検査
整形外科疾患では、同じような歩行異常でも原因が異なることがあります。身体検査と画像検査を組み合わせ、痛みや異常が生じている場所を詳しく確認します。
検査の必要性や内容については、飼い主様へ事前に分かりやすくご説明し、ご納得いただいたうえで実施します。
整形外科疾患の治療
① 内科治療
症状や病気の状態に応じて、痛みや炎症を抑える薬などを使用します。
整形外科疾患は、痛みが落ち着いたように見えても、関節や靱帯の異常が残っている場合があります。自己判断で運動を再開せず、診察や検査結果に基づいて治療を進めることが大切です。
年齢や体重、持病、腎臓や肝臓の状態なども考慮しながら、一頭一頭に合わせてお薬を選択します。
② 安静・運動管理
骨や関節、靱帯を回復させるためには、適切な安静と運動管理が必要です。
病気の種類や回復段階に応じて、散歩の時間や運動量、ケージ内での安静期間などをご説明します。
痛み止めによって一時的に動けるようになっても、無理に運動すると症状が悪化することがあります。回復状況を確認しながら、少しずつ活動量を戻していきます。
③ 体重・生活環境の管理
体重が増えると、膝や股関節などにかかる負担も大きくなります。特に、膝蓋骨脱臼や変形性関節症などの治療では、適正体重を維持することが重要です。
必要に応じて、食事量やフードの選び方についてもアドバイスします。
また、ご自宅では以下のような環境づくりが役立つ場合があります。
- 滑りやすい床にマットを敷く
- 段差を少なくする
- ソファやベッドへの飛び乗りを防ぐ
- 階段への立ち入りを制限する
- 足裏の毛や爪を適切に整える
- 寝床に適度なクッション性を持たせる
病気や生活環境に合わせて、無理なく続けられる方法をご提案します。
④ 外科治療
骨折や関節脱臼、膝蓋骨脱臼、前十字靱帯断裂などでは、症状や進行度に応じて外科手術をご提案することがあります。
手術方法は、病気の種類や骨格、年齢、体重、活動量などによって異なります。手術の目的や方法、期待できる効果、考えられるリスク、術後の管理について事前に丁寧にご説明します。
当院では、外科用電動ドリルやバイタルモニターなどを活用し、動物への負担と安全性に配慮した手術を行っています。
⑤ 手術後の疼痛管理・経過観察
整形外科手術では、手術そのものだけでなく、術後の痛みや患部の管理も重要です。
手術後は、動物の状態に合わせて鎮痛薬を使用し、入院室で患部や全身状態を確認します。当院ではICUを備えており、必要に応じて集中的な管理を行います。
退院後は、傷口の確認やレントゲン検査などを行い、骨や関節の回復状況を確認します。運動量を戻す時期についても、経過に合わせてご案内します。
当院の診療の流れ
- 01問診・歩行検査
- 症状が始まった時期やきっかけ、けがの可能性、普段の運動量、生活環境などを詳しくお伺いします。
その後、実際に歩いている様子を確認し、どの足をかばっているか、姿勢や体重のかけ方に異常がないかを調べます。
ご自宅でしか症状が見られない場合は、歩き方や立ち上がる様子を撮影した動画をお持ちいただくと、診断の参考になることがあります。
- 02身体検査・必要な検査
- 足先から肩・股関節、背骨まで触診し、痛みや腫れ、関節の緩み、可動域などを確認します。
症状に応じて、デジタルレントゲン検査や血液検査などをご提案します。強い痛みがある場合や、正確な姿勢での撮影が必要な場合は、鎮静または麻酔を行うことがあります。
- 03治療方針のご説明
- 検査結果をもとに、現在の骨や関節の状態、考えられる病気、治療方法についてご説明します。
内科治療や安静管理、体重管理、外科手術など、考えられる選択肢とそれぞれのメリット・注意点をお伝えし、飼い主様と相談しながら治療方針を決定します。
- 04治療開始・定期フォロー
- 状態に応じて内科治療や外科治療を開始します。
治療後は、歩き方や痛みの変化、関節の状態などを定期的に確認します。手術を行った場合は、傷口や骨の回復状況を確認しながら、安静期間や運動量を調整していきます。
よくあるご質問
足を上げていますが、少しすると普通に歩きます。受診した方がよいですか?
痛みがなさそうに見えても、繰り返すことで関節炎や骨の変形が進む可能性があります。症状を繰り返している場合は、一度ご相談ください。
足を引きずっていますが、様子を見ても大丈夫ですか?
足をまったく着けられない、強く痛がる、腫れている、外傷後に症状が出た場合は、早めの受診をおすすめします。症状が軽くても、翌日まで続く場合や繰り返す場合はご相談ください。
膝蓋骨脱臼は必ず手術が必要ですか?
脱臼の程度だけでなく、痛みの有無や歩き方、骨の変形、年齢、生活への影響などを総合的に判断します。症状が軽い場合は、体重管理や運動管理を行いながら経過を観察することもあります。
骨折はギプスだけで治せますか?
ギプスや副木で治療できる場合もありますが、不安定な骨折や関節に近い骨折などでは、手術による固定が必要になることがあります。レントゲン検査で骨折の状態を確認し、適切な方法をご提案します。
レントゲン検査には麻酔が必要ですか?
ただし、強い痛みがある場合や、関節の状態を正確に確認するために特定の姿勢を取る必要がある場合、動いてしまう場合には、鎮静や麻酔をご提案することがあります。
高齢ですが、手術を受けることはできますか?
身体検査や血液検査、画像検査などで全身状態を確認し、手術の必要性と麻酔のリスクを総合的に判断します。当院では、手術中にバイタルモニターを使用し、心拍数や呼吸、血圧などを確認しながら麻酔管理を行います。
手術後はどのくらい安静が必要ですか?
整形外科手術後は、数週間から数か月にわたって運動制限が必要になることがあります。定期的に診察やレントゲン検査を行い、回復状況に合わせて少しずつ運動量を増やします。
他の病院で手術を勧められましたが、相談できますか?
これまでの検査結果やレントゲン画像、処方されているお薬などを確認し、現在の状態を評価します。お手元に検査データがある場合は、ご持参ください。
足の痛みや歩き方の異常は、お早めにご相談ください
犬や猫は痛みを隠すことが多く、歩き方の変化や動きたがらない様子が、整形外科疾患の最初のサインであることがあります。
放置すると、関節炎や骨の変形が進行したり、反対側の足に負担がかかったりする可能性があります。「年齢のせい」「少し足をひねっただけ」と判断せず、気になる変化が続く場合は、早めに原因を調べることが大切です。
パスカル動物病院では、歩行検査や触診、デジタルレントゲン検査などを組み合わせ、骨・関節・靱帯・筋肉の状態を詳しく確認します。また、外科用電動ドリルやバイタルモニターなどの設備を備え、骨折や関節疾患の手術にも対応しています。
犬・猫が足を引きずる、足を上げる、散歩を嫌がる、立ち上がりにくいなどの症状でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

